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アクリルとは?

アクリル(あくりる)は、Acrylic(アクリル)のことで、プラスチックの一種であるポリメチルメタクリレート(PMMA)から作られた素材です。看板業界においては、その透明性や加工のしやすさ、耐久性から広く利用されています。

アクリルの特徴

アクリルは、ガラスに匹敵する透明度を持ち、光の透過性が非常に高いことが特徴です。また、重量はガラスの約半分でありながら、強度は約17倍もあります。このため、衝撃に強く、割れにくいという利点があります。さらに、アクリルは紫外線に強く、屋外での使用にも適しています。

加工のしやすさとデザインの自由度

アクリルは、熱を加えることで容易に曲げたり、形を変えたりすることができます。また、カッティングや彫刻、接着がしやすい素材でもあります。これにより、複雑なデザインや立体的な形状の看板を製作することが可能です。さらに、アクリルはさまざまな色や仕上げ(マット、グロス、透明)を選ぶことができ、デザインの自由度が高いです。

用途と実用性

アクリルは、看板、ディスプレイ、照明パネル、保護カバーなど、さまざまな用途に使用されています。特に、バックライトを用いた看板では、アクリルの透明性と光拡散性が活かされ、美しい光の演出が可能です。また、店舗のサインや案内板、展示会のパネルなど、視認性が求められる場所でも多く利用されています。

耐久性とメンテナンス

アクリルは耐候性が高く、紫外線や風雨による劣化が少ないため、屋外看板としての利用に適しています。また、表面が滑らかで汚れにくく、メンテナンスが容易です。傷がついた場合でも、研磨することで再び透明度を回復させることができます。これにより、長期間にわたり美しい状態を保つことができます。

以上のように、アクリルはその透明性、強度、加工のしやすさから、看板業界において重要な素材となっており、さまざまな用途で活用されています。



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